日本の会社の「モノ創り」の凄さをみた!

モノ創り…。

それは繊細でクリエイティブ・・・。

「モノ創り」は、世界に発信するまさに「日本の誇り」だと感じる。

今回はコラぼる会、会員の上田製作所さんにお邪魔してきた。

上田製作所さんは、環境機器・物流機器・電気機器を主に扱い、いわゆる「鉄でモノを創る」企業だ。


鉄を切って、曲げて、引っ付けて・・・、どんなモノにでも加工する。

今回はその「モノ創り」について見学を行ってきたので紹介しよう。

今回見学させていただいた「モノ」の作成工程は、まずは原画の取り込みから始まる。

コンピューターに落とし込んだ画像をもとにポイント取りを行うのだ。


ポイント取りの完成。

それを工作機器のコンピューターにデータとして転送する。

これが今回使用する加工機械だ。

データとして送られた情報をもとに、レーザーが鉄に命を吹き込む。



まさに鉄に命が吹き込まれて形となった瞬間。

技術者にとって、まるでわが子を愛おしむような瞬間のようだ・・・。

このままではバリが刺さるので、愛情を込めて磨き上げる。

プロは少しの凹凸も許さない。

ここでちょっとお手伝い。素人には難しい。

       左:使用前 右:使用後

作業はここから緻密を極める。

シンナーのプールでジャブジャブ。
塗料をきれいに乗せるために表面の油を洗い流す。

そして、工業用ドライヤーで細部を乾かし、さらに麺棒で埃を拭う。


ひとかけらの埃も許さないプロのこだわりに、ただただ茫然・・・。

こうしてラッカーにて色づけ作業へ。

綺麗に色づけされた「モノ」。

暗闇で色の乗り具合を確認。

こうして、命を吹き込まれた「モノ」はたくさんの愛情を受けて完成へといざなう。

あとは、渇いたところで、ひもを通し、いざ皆様のもとへ。

モノがあふれている今の時代。

職人さん達の確かな技術と情熱に触れ、モノに対する価値観が少し変わった。

「モノ創り」

それは無から有を生み出す。

確かに吹き込まれた命は、形となって人に確かな感動を伝える。

そう、大切な「日本の誇
り」なのだ。

取材先 : 株式会社上田製作所 太子工場 http://ueda-ss.co.jp/
      兵庫県揖保郡太子町広坂130 (電話079-277-2271)

文責 : まこ
      

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