題名で食いつかれた方には申し訳ないですが[#IMAGE|S37#]
今日は「TLUDストーブ」のお話。
TLUD(ティーラッド)とはTop Lit Up Draftの略で、上から着火し、上昇気流を利用したバイオマスを使った調理コンロのようなものです。
もともとは森林破壊の深刻な発展途上国で、薪にできない木の細かい枝や穀物の殻でも十分な火力を得れる道具で、調理後に炭ができているのが特徴。その炭を痩せた農地に使うことで食料の増産ができ、また煉炭の様に固めてエネルギーとして再利用もしているようです。
まずは本体となるオイル缶をGSで調達。もちろんオイルまみれですのでお掃除します。
キレイになったら側面上部に適当に穴を。(ネットで参考書見てます)
穴開けに使っている工具は「ホールソー」というもの。
続いて煙突。
これはホールトマトの缶を利用します。
一般家庭でこのサイズはあまり使わないと思いますので、近所のイタリアン料理のお店で貰って下さい。
だいたいお店の裏に転がってます[#IMAGE|S41#]
煙突状に底を取ったら
我が「しあわせ創造製作所」にあるレーザー加工機&ブレーキ(曲げ機械)で天板を製作します。
先に用意した煙突と合体させて、煙突を反転収納させた時のズレ止めを溶接します(ここだけオリジナル[#IMAGE|S16#])
完成したら、いよいよ火入れ。
早速、身近にある木片を投入&着火。
来てますねぇ[#IMAGE|S66#]
この火力が30分ほど持続しました。
今回の製作時間は半日程度。
細切れにやっているので時間が掛かりましたが、部材が揃っていれば数時間で出来ます。
実はレーザー加工機やブレーキ、溶接機なんか無くても出来るんですよ。
興味のある方はぜひお試しあれ。
文責:UK