猿とゴリラはやっぱり違う

先日、仕事で京都大学の山極総長にインタビューをした際に「へえ~」と思ったことを書きます。

皆さん、突然野生の猿とゴリラと出会った時にどう対応しますか?「逃げる?」「寝たふり?」いろいろあるかと思いますが、猿とゴリラではやるべき対応が異なります。猿の場合、基本的に視線をそらします。なぜなら猿の社会は縦社会で、お互いに強い弱いを表面化させて、弱い方が引くっていうのが猿のルールだからです。相手をじっと見ることは喧嘩を売ることになるので、襲い掛かってくるでしょう。
次にゴリラの場合ですが、同じように視線をそらすと、そらした方にゴリラは顔を寄せてきます。ゴリラは顔を見つめ合うことで納得するので、ずっと視線をそらし続けると憤慨するでしょう。
猿には猿、ゴリラにはゴリラのルールがあり、お互いメンツをつぶさないことが上手く共存する方法だそうです。

山極総長は総長しても研究者としてもとても「おもろい」方なので、よかったら下記HPをご覧ください。
http://www.kyoto-u.ac.jp/voice/                  下浦修一郎

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