2011年7月例会報告

【日時】7月9日(土)~10日(日)

【場所】書写山円教寺

7月例会では、コラぼる会史上初の宿泊型例会を開催しました。

題して「コラぼる会の原点に戻ろう~懐かしの修学旅行をもう一度~」です。内容は書写山という神聖な場所で、コラぼる会員が寝食を共にすることで、会員同士の関係をさらに深め今後のコラぼる会の発展を目指すというものです。

まず初日の最初は、書写山の登山!

 

異常なぐらいの晴天に恵まれ、1時間かけて登山しました。

 

 

 宿舎に到着してから円教寺内散策(肝試しコースの確認も行いました)。

 

戻ってからは、長吏様より「徳の経営」の題で講話を頂きました。

その後は精進料理をいただき、肝試しに行きました。真っ暗闇の中、一人で10分間の距離を一周。。恐怖恐怖でした~。

その後、お風呂では裸の付き合いをして、オセロ大会開始!白熱した決勝戦はなんと、同点優勝!本当に劇的でした!優勝者は、伊賀さん・塚原さんのお二人!

 

そして、就寝。翌日起床して、宿舎の周辺をみんなで掃除。

 

朝食後、座禅。本日も熱かったですが、お堂の中は少しひんやり。座禅をしながら警策(平らな棒で肩を打つこと)を僧侶の方よりいただき、精神修行を行う。最後にみなさんで集合写真。みなさん非常に清々しい顔をしてらっしゃいますね!

 

 今回の例会は、題名通り、楽しむということを中心に考えてきましたが、実はカッコよく生きよう推進委員会最後の例会でもありました。

「カッコよく生きるとは?」の答えの集大成を出す場ということもあり、楽しむだけでなく、1日自分を見つめなおす場ということで円教寺を選びました。実際には、登山・講話・座禅など普段では体験できないことをすることで、私自身大きな学びを得ることができました。

その中でも特に印象的だったのが長吏様の法話でした。

忘己利他(ボウコリタ)→己のことはおいといて、他の人の利になることをする。

和顔愛語(ワガンアイゴ)→和やかな顔で、愛の言葉をかける。などさまざまなお言葉を頂きました。

また徳というのは、一言で表すことはできないが、「人から信頼されたり、尊敬されたりするもの」で、基本的には生まれつきに持っているもの。それを今から身につけるには「真心を持つこと」が重要である。言い換えば、「相手の立場にたって考えられるかどうか。」これを行える人間は、自分で気づかなくても、周りのひとから尊敬されている状態になる。つまり徳がある状態になっているはずである。

難しいのは、この思いを継続すること。

山を登ることと同様で、頂上をいきなり目指すのは無理だが、右足を出して、左足を出せば、いずれ頂上につく。当たり前ではあるが。何事も地道に継続することが重要である。最後に徳は、自分が持っているものではなく、他の人が、この人は徳を持っていると感じるものである。したがって、自分では気づけないもの。といった内容でした。

上記の内容は多少私見も入っていますので、ご了承ください。

私にとって、最初に掲げたカッコよさは「自分で決めた目標を、行動に移し、成果を出し続ける」ことでした。ただ3回の例会をする中で、少しずつ変化がありました。もちろん上記のことは重要です。ただ最も重要なことは、人が求めていることに答えること。つまり、人に喜びを提供することであったり、人に感動を与えたりすることができることではないかと思います。

結果として人にいい影響を与え続ける人が、カッコよく生きている人だという結論が出ました。

私自身まだまだ未熟で、頭でなんとなく理解しただけで行動に移せないことも多々あると思いますが、この3回の例会の学びをしっかり今後に活かせるよう精進していきたいと思っております。

 

 カッコよく生きよう推進委員会 畑原健介

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