笹沼繁幸さん

一度きりの人生を楽しむための人脈を作っていきたいです。

ずっと大切にしているものがあります。
11年前に買ってもらったメガネ。
かなり背伸びして当時大流行中のふちなし眼鏡を選びました。
11年も一緒にいられるのはいつも変わらず丁寧に直してくれる眼鏡屋さんのお陰。
今回はその眼鏡屋さん、メガネの三城の笹沼さんにお話しを伺いました。

「笹沼繁幸です。太子で『メガネの三城』のフランチャイズ店を経営しています。」

お仕事の内容を教えてください。
「メガネ・サングラス・補聴器・宝飾品等の販売です。」

かけていらっしゃるメガネとても良く似合いですね。とても知的に見えます。
「ありがとうございます」

でも、似合うお気に入りのメガネを見つけるのってとっても難しそうです。

「そうですね。初めて接客するお客様に、最良のメガネをご提供することはとても難しいです。会話から様々な情報をお聞きして、短い時間でお客様の求められるデザインのフレームや、見え方を決定しなくてはならない。お客様にご納得いただけるまで時間を費やしますので、平均1時間、長い時は3時間くらい費やします。」

大変なお仕事ですね。
「いえいえ、最良のメガネが提供できて、お客様に喜んでいただけると、苦労も全て吹き飛びます。それに新しいメガネで見え方が改善した時に「よく見えるようになった!ありがとう!」と笑顔で帰っていかれる時に、この仕事をしていて良かった!と思います。」

ずばり、笹沼さんが目指していることは何ですか?
「太子店がある太子町で、メガネをかけられている全ての方が、お洒落なメガネをかけてもらえるようにしたい!ですね。」

お洒落ファッションの街神戸のように、お洒落メガネの町太子を目指されているんですね。
「そうです。『太子町の人は、お洒落なメガネをかけている人が多いな。』という風に他の町の人から言われるようになりたい。その為に、全国各地で行われているメガネの展示会に足を運ぶようにして、自分の店に最新のフレームが並ぶように心掛けています。」

なるほど、お客さんを大切にする心が、最新メガネやお洒落メガネを発掘する原動力になっているんですね。

お客さんにとってオンリーワンであり、ナンバーワンのメガネを提供するという姿勢。
だから、お客さんはいつまでも足を運び、何代目のメガネにも渡って利用してくださる。愛され、ずっと支持され続ける理由はそこにあるんですね。

笹沼さんは2009年度のコラぼる会の会長を務めていらっしゃいますが、会に入る動機はなんだったんですか?
「人脈を広げるために入会しようと思いました。経営者として独立して地元で骨を埋める気持ちで姫路に帰ってきた時、当時は人脈がほとんど無かった。仲間が周りにいない、人脈がないというのはとても寂しく辛かったです。また、経営者になって感じたことですが、経営者は孤独なんだなと感じました。」

経営者は孤独??ですか??
「悩んでいることを相談する相手が社内にいないからです。また、サラリーマン時代の悩みとはかなり違う点が多く、初めて経験する悩みが多い。たとえば、自分が向かっている方向が正しいのか?間違っているのか?という判断も自分で行わなければなりません。見極めが鈍ってしまうことも・・」

そんな時はどうやって解決されるんですか?
「コラぼる会メンバーとの会話で、何度も悩みの解決の糸口を見つける事ができました。また、色々な角度から物事を捉えることができるようになり、自分の考え方や価値観が変わりました。経営者としては初心者マークがなかなか外れていませんが、経営者としての考え方をコラぼる会で学んだ部分も多いと思います。」

コラぼる会の魅力はなんですか?
「『コラぼる会メンバーの仕事に対する情熱』です。同期・先輩・後輩達と飲みに行くと、話のネタは必ずと言っていいほど、会社批判や上司・先輩社員のグチばかりで、自分の夢や目標を語る人はほとんどいなかった。一方、コラぼる会は夢や目標を持ったメンバーも多いので、『自分はまだまだ!負けられないな、もっと頑張らないと!』というポジティブな気持ちになることができます。」

今後、コラぼる会を通じて目指したいものはなんですか?
「今後は、既にコラぼる会から生まれた会社もありますが、私もコラぼる会のメンバーと起業したいと思っております。コラぼる会で色々な事を経験して、一度きりの人生を楽しむための人脈を作っていきたいです。」

ありがとうございました。

氏名:笹沼 繁幸(ささぬま しげゆき)
入会:6年
勤務先:(有)アイクラフトFCメガネの三城・太子店

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